ジャコビニ彗星の昼下がり

好きなこと好きなだけ書く Twitter @sasanoha_yureru

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タイトルの通り、“出せなかった手紙” になるので、わたしが今、思っていることをできるだけ素直に書けたらいいなって思います。

 

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17歳のお誕生日おめでとう。

 

今日はどんな1日を送りましたか?

誰かにお祝いされて、たのしい一日だったらうれしいなって思っています。

 

わたしは元気でやっています。

体はぴんぴんしているし、たくさん食べています。

食べものがおいしい季節になりましたね。

あなたもたくさん食べて、冬に備えてください。

ただでさえ寒がりだから、少しは脂肪をつけるといいと思います。

そうしたらきっと少しはあったかくなるから。

 

そんなことはおいておいて。

わたしはあなたなしではもう生きていけないかもしれないと思っていたけど、そうでもなかったみたいです。

よかった。

自分でもなんだか安心しています。

 

でも、あなたのことを考える時間が少なくなって、時間が流れるのがすごく、長く感じます。

1日が長くて、ながくて、果てしないように感じる毎日です。

なんだかぽっかり穴が空いたような、空虚な感じです。

こんな気持ちは今まで生きてきて初めてです。

 

自分の人生で1番悲しかったことは(人の生き死にを除いて)わたしが生まれて初めて好きになったグループがなくなるかなくならないか、みたいなことでした。

もう「日本は終わる 世界は滅亡する」と本気で絶望していましたが、その時とはまた違った感覚です。

 

今の気持ちはもっと、わたし自身と距離が近い気持ち、というか。

「ぽっかり穴が空いた」とは、うまく言ったものですね。

本当にそんな風に感じるのかと驚きでした。

 

 

そういえば、あなたがいない舞台を観に行きました。

3人が舞台の上でがんばっていました。

涙が止まらなかったです。

あなたがいないという現実を目の当たりにして、その悲しみと、3人の堂々とした立ち振る舞いを誇りに思い感動した気持ちでした。

わたしは3人が手を中心で合わせながら円になってローラーでぐるぐると回り、他の演者のみなさんも、観客も、お構い無しにふざけて遊んでいました。

思わず、劇場の真っ赤なふかふかの椅子の上でぷぷぷっと笑ってしまいました。

同時に、すごく、すごく、心強かったです。

そして「このグループは、いや、3人は、大丈夫だ」と感じました。

何が「大丈夫」なのか、それはあまり突き詰めないことにしますが、とにかくあの日、あの瞬間に、わたしは「大丈夫」と思いました。

その瞬間だけでわたしの心は少し、救われました。

 

 

これから寒い季節がやってきますね。

17歳の自分はどうだったか、思い返してみると、進路や将来のことについて、幼くて世間を知らないのに、知ったふりで毎日考えていました。

 

いろんなことを思ったり、考えたり、悩んだり、もういいやって投げ出したり、また投げたものを引っ張り出してきて、考えたり。

まぁ今もそんな感じなんですけど。

でも、それだけじゃなくて、今しか感じられないことをたくさん感じて、あなた自身のペースでたのしめるような時間が過ごせたらいいなって思っています。

 

今のわたしがあなたのことを想像できるのは、今年中のことで、その先のことはわからないけど。

そして、その時を迎えたとき、わたし自身の気持ちがどうなるかも、わからないけど。

 

でも、わたしは年が明けるまで、その時をとにかく待っています。

待っていると決めたので。

長いながいあと3ヶ月を待ちます。

少しでも短く感じられるように、わたしも何か新しいことを始めてみようかと思います。

最近、今までとは違った生き方をしてみたいかもしれないと思い始めたので。

チャレンジしてみようと思います。

それもあなたのおかげですね。

あなたのおかげで、今までの自分にはなかった新しい部分を引き出せています。

前向きな気持ちを持たせてくれてありがとう。

 

 

「華のセブンティーンを楽しみたい!」と言っていたあなた。

思うままに、自由に、楽しんでください。

それがわたしの願いです。

 

相変わらずの重いお手紙でごめんなさい。

でも、心からのおめでとうをあなたに。

 

生まれてきてくれてありがとう。

わたしの人生はあなたのおかげで豊かになり、今、しあわせです。

 

ご家族の皆さまも、穏やかで健やかな一年を送れますよう祈っています。

 

ではまた☺︎

 

 

 

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今日はタイトルを先につけてから書き始めました。

タイトルを引用させていただいた曲の歌詞を改めて見てみたら、たまたま今の自分の気持ちに、ぴったりでびっくりしています。

わたしが長々と書いた文章よりも、この歌詞の方が、うまく言葉にできないわたしの気持ちをよく表しているから、この歌詞読んでほしい(おいおい)

今になってよくわかる、この歌詞。

曲に出会うと、こういうことがあるから楽しいね。

大好きで大好きでたまらない曲なので、記念に載せておきます。

 

見えないけど消えてもない
妙な距離が心地いいです

いつも 思い出すとか 忘れ去ってしまうとか どちらでもなく

余計な 気持ちはなくて

大きな愛のようなものだけがあるような いい感じです

振り返りたいわけではなく
今のキミに 今のボクから

ほんの ささやかですが

勝手にですがエールを 送っていいですか?道の途中でちゃんと 胸を張ってるボクから元気なキミに 送りたいのは…

ちょっと 生意気ですが 大きなとても大きな 意味での愛で
キミに幸あれ!